1.日本決算書すっきりアドバイザー協会とは
分かりにくい決算書を、社長様に「すっきり」説明し、「納得」いただき、会社の経営状態や課題を共有化するための、社長様への決算書通訳ツール「決算すっきりシート」の啓蒙普及を理念としています。
そして「決算すっきりシート」を使ってすっきり説明し、的確にアドバイスできるのが「決算すっきりアドバイザー」です。
2.「決算すっきりシート」の目的
決算書は経営者の通信簿であると言われています。ですが、多くの経営者は「決算書は苦手だ。何が書かれているか分かりにくいし、どこを見てよいのか分からない」と感じているのではないでしょうか。
決算書(損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書)において、「ここだけ見れば十分」というポイントは3つです。
①損益計算書では「経営安全率」に注目します。経営安全率は利益面での業績の良さが分かる指標です。
②キャッシュフロー計算書では「自由資金率」に注目します。
自由資金率は、利益がキャッシュとして手元に残りやすいかどうかが分かる指標です。
③貸借対照表では「自己資本比率」に注目します。自己資本比率は、倒産しにくい会社かどうかが分かる指標です。
たった3つの指標で会社の状態を如実に表すことができます。ここに注目することにより、決算書は経営に活用できるものとなり、3つの指標を高めることによって、会社経営は良くなります。
この決算すっきりシートにより、どこに問題があるのか、どうすれば良いのかを「決算書に関する提案書」として提起します。